4月15日(火)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十三日】車を傷つけられたり、タイヤに穴をあけられたり、あげくの果てには襲われたりする危険があり、しかも車に戻った時にそれがなくなっているかもしれないのに、路上駐車の際ドライバーは車の番人に法外なチップを払う。こうした状況を改善するために、ナビル・ボンドゥキサンパウロ市議(PT)は「車の番」の合法化を計画し、それが論争を巻き起こしている。
市議はサンパウロ市の番人全員の登録と、制服の着用を計画する。九四年にはサンパウロ市に番人が一万人いたという。
路上駐車する人々は公共の場でチップをせびることも合法化されると危惧する。軍警は告発がなければ、番人を取り締まれない。
「マフィアを合法化することに反対。公共空間を私物化する行動を認めることは危険だ。サンパウロ市の職員が番人の代わりをするべき」とサンパウロ市安全運動幹部はコメントした。