ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 河川汚染、ES州に拡大=環境院 リオ知事召喚へ

河川汚染、ES州に拡大=環境院 リオ知事召喚へ

4月8日(火)

 【既報関連=エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ミナス州カタグアーゼス市の製紙工場廃液貯水池から流出した有毒物質は六日、エスピリト・サント(ES)州に到達し、海岸沖百キロまでと、少なくとも百の潟湖を汚染の危機にさらしている。
 汚染はリオ州のサンフランシスコ・デ・イタバポアーナ市、サンジョアン・ダ・バーラ市、カンポス市、シェシェ海岸や、リオ州との州境にあるエスピリト・サント州の沿岸都市、プレジデント・ケネディ市にまで既に広がっており、マラタイーゼス市を脅かしている。また、海ガメの産卵を監視するタマール計画にも影響が及びそうだ。
 Ibama(再生可能天然資源・環境院)の報告書は、問題解決のためのデータを現在に至るまで同院に送付していないことの説明を求めて、ロジーニャ・リオ州知事を「至急」召喚することを勧めている。