Ｆ１優勝目指す＝バリチェロ＝「縁起がいい３がつく年」

4月5日（土）

　【アゴーラ紙四日】六日午後二時に第三十二回Ｆ１ブラジルＧＰが行われ、ＴＶグローボが生中継する。アイルトン・セナのブラジルＧＰ優勝を「感動的な勝利」として胸に焼き付けたルベンス・バリチェロは、サンパウロ市で記者会見を開き、今回のＧＰで優勝を目指していることを明らかにした。
　一九九三年のブラジルＧＰでセナが優勝を飾っていた時、バリチェロは二度目のＦ１出場とまだデビューしたばかりだった―。ブラジル人のＦ１英雄だったセナの死後、バリチェロは注目を集め始めた。
　過去八年間のブラジルＧＰでのバリチェロの成績は思わしくないが、「ブラジルＧＰで優勝できる。経験も積んだし、自分自身も成熟したと思う」とバリチェロは楽観的。ブラジルＧＰだけではない。今年のグランドチャンピオンも目指しているという。
　「３が最後につく年には、ブラジルＧＰはブラジル人に栄冠が輝くんだ」と、バリチェロは縁起をかついで記者会見を終了した。