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握手しないほうがいい=結膜炎流行る!

4月3日(木)

 結膜炎がサンタカタリーナ州やサンパウロ州で大流行りだ。命へ危険はないが、日常生活のちょっとしたことで感染してしまうので、注意が必要。眼科医の片山エーリコ医師(援協巡回診療班所属)に対処法などを聞いた。
 ウイルスの感染によるのが原因。カルナヴァル期間中に。旅行などで人が移動、流行したと片山医師は見ている。
 主な症状は目が赤く充血、腫れる。痒みや痛みを伴うことがあり、「ごみが入ったような感じがする」。
 目薬を指した後、冷たい水で濡らしたタオルで両目を覆うとよい。時によって痛み止めも効果がある。外出時には必ず、サングラスを着用する。五日から一週間で自然に治る。
 感染者とタオルや枕などの共用を避け、握手はしない。窓を開けて頻繁に空気を入れ替えること。
 片山医師は、「エイズ患者などを除いて危険はありませんが、早めに診察を受けたほうがいいでしょう」と、アドバイスを送っている。