コラム　オーリャ！

　知人が先日、ベネズエラ、コロンビアを旅行後、｢警察に四回も銃をつきつけられ、うち一回は金銭を要求された｣と、官憲の横暴ぶりを批判していた。
　リオデジャネイロでは、カーニバル期間中の治安維持を名目に軍隊が市中に駐留。英語教師を誤って狙撃、死亡させた。軍が日常生活を監視することに、大きな疑問が投げかけられた。
　そのリオで三十一日、バスが焼き討ちにしたり、ホテルの前に爆弾が投げるなど、犯罪組織が破壊活動を行った。
　メリディアンホテルは、駐在員なども利用するホテルで、ぞっとした人もいるよう。
　軍隊の駐留について連邦政府と州政府が合意に至らず、カルナバル後、軍は引き揚げた。今回の事件で、再度の出動はあるのだろうか。　（古）

03/04/03