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民間健康保険 加入者86%が満足=プロコンへの苦情もトップ

3月22日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】医療保健監督庁(ANS)は二十日、民間の健康保険プランの満足度を、全国の加入者二千七百人に質問したところ、八六%が満足と答えたと報告した。
 七九%は他のプランへ変更する意志がないと表明し、他のプランを探している加入者は一〇%に過ぎなかった。しかし、消費者保護団体(PROCON)への苦情トップは、保健プランであることでは変りはない。
 また五一%は、契約期限切れでも患者が入院を断られないことを知っていたが、十年以上同一プランに加入していて六十歳を超えた場合、年齢による掛け金調整禁止を知っていたのは三%に過ぎないという。
 加入者の六五%は、一九九九年に医療保険法が改正されても、人工透析などを含まない旧法のまま同一プラン継続を希望した。新法による掛け金の調整を回避したようだ。
 新生児は出生から三十日以内にプランへ登録すれば、遺伝性の疾患治療を即時受けることができるが、登録を忘れた例が多い。