妊婦射殺され胎児は無事

3月21日(金)

 【アゴーラ紙二十日】十八日午後十時四十分ごろ、サンパウロ市西部ブルックリン区アラサイーバ街の住宅に、覆面をした男が侵入、銃を乱射し始め、妊婦一人が死亡した。幸い胎児は無事で、帝王切開で誕生した。男は逃走中。
 男の目標は妊婦のエリザベス・G・コスタさん(二〇)だとみられ、銃弾十五発のうち七発が妊婦の頭部や腹部を命中。同家にいた八歳の子供を含む四人も負傷した。
 被害者の親族によると、エリザベスさんは勤務先のレストランで店長とけんかし、解雇されていたという。警察は、二人のけんかに割り入り、エリザベスさんを脅したという同僚の従業員が犯人だとの見方を強めている。この従業員は犯罪歴があるという。