3月21日(金)
【フォーリャ紙十四日】サンパウロ市都市化企画局に策定された区画新法により、バール、ショッピングセンター、工場など近隣住民に迷惑をかけてきた施設の営業・稼動を認める「騒音街」が生まれそうだ。
新法制定の目的は、現行法では多岐にわたる膨大な騒音公害に対処しきれないため。
法案はさらに市議会で審議されるが、四月三十日までに承認される見通し。道路交通による騒音が住民を既に遠ざけていることを踏まえ、「騒音街」は「局長プラン」で提案された千三百キロの道路網の区分けに基づいて設定される。また騒音を発生する施設も同プランに基いて八つのカテゴリーに再分類される。現行法では面積と業種によって、新法では、不快の度合いによって、施設は分類されることになる。