3月20日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】証拠不十分で取り下げられていたバイア州の電話盗聴事件について上院倫理委員会は十八日、PTが有力証拠と証人を確保したとして告訴提議を賛成九票、反対六票で受理した。
アントニオ・C・マガリャンエス(ACM)上議(PFL)の関与疑惑が再び俎上に上がることになった。賛成票を投じたのはテベッチ上議(PMDB)とPSDBから二票、PTから六票。反対票はACM所属のPFLから四票、PMDBから二票であった。
ジュベンシオ・ダ・フォンセッカ倫理委員長(PMDB)は、提訴作成者に下調査を行っていたジェラルド・メスキッタ上議(PSB)を三十日の期限で指名した。倫理委員会は二十日、会議を招集してメスキッタ上議から喚問に呼び出す証人の氏名を発表する。
リストに記載されている人物は、同事件の捜査を担当した連邦警察のソウザ警部、スクープをした週刊誌イストエのクーニャ記者とジニス記者などがいる。