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三菱マテリアル寄付活動=救済会、APAEなどに

3月20日(木)

 ブラジル三菱マテリアル(青木淳取締役社長)が救済会(左近寿一会長)に四千レアルを寄付、青木社長とルーシーキクチ総務財務部長が十八日、サンパウロ市リベルダーデ区の同会事務所を訪れ、寄付金の目録を渡した。
 同社は切削工具や耐摩工具といった超硬工具を輸入販売している。九八年十月に現地法人を設立、翌九九年一月に商品の販売を開始した。
 〇一年度より、増益増収となった。ブラジル社会に貢献したいと、青木社長は母校、早稲田大学の卒業生でつくるブラジル稲門会の相田祐弘会長に相談。同会長が第一会計理事を務める救済会を紹介された。
 青木社長は、「利益が確保できれば、今後も寄付をしていきたい」と、あいさつ。左近寿一会長は、同会が運営する老人ホーム、憩の園の概要などを説明。その上で、「気軽にお訪ねください」と、謝意を表した。
 三菱マテリアルはこのほか、ガン病院とAPAEにそれぞれ四千レアルを寄付した。