3月14日(金)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】海岸はもううんざり・・・という人は、家族と一緒にサンパウロ州内の滝巡りはいかが―。自然と冒険が大好きという人にうってつけ。場所によっては腰まで水に浸かったり、泥を踏んだりするハードな山道も。旅行代理店でエコ観光ガイドを雇うのが一番と、ジアーリオ紙はアドバイスしている。以下に滝の名所のいくつかを紹介しよう。
ベルチオーガ市の滝=セーラ・ド・マール(海岸山地)の美しい風景を見ながら、往復九キロのカブス川山道を歩く。同山道を歩くには、同市の許可とガイドが必要。高さ十メートルのカブス川の滝は、まるで滑り台のよう。数人で一斉に滑ることができるほど広い。水着とカメラを忘れずに。
セーラ・ド・マール州立公園=パラナピアカーバ地方(サント・アンドレー市付近)にある同公園は、絶景の中にある冒険の地だ。タルタルーガ山道で腰までの水に耐え、泥道に足を取られる過酷な道を歩いて、やっとフマッサ(煙)滝にたどり着く。ガイドが必要。
カピヴァリ=モノス環境保護地区=サンパウロ市から三十キロほど、セーラ・ド・マール州立公園とカピヴァリ川、モノス川の間に同地区はある。グアラピランガ湖やビリングス湖の水源がある同地区の大西洋岸森林に囲まれた山道には、たくさんの小川や滝がある。中でも有名なのは、高さ十二メートルのジャミル滝だ。
バーラ・ド・トゥルヴォ市の滝=ヴァーレ・リベイラ地方の小さな町で、ジャクピランガ州立公園の中にある。三十七の滝があり、高さ七十一メートルのジット・サルー滝は有名。この場所はキャンプに向いているという。