3月14日(金)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】夏になると、入れ墨スタジオが盛況を呈する。サンパウロ州では他の季節に比べ、入れ墨をする人が四〇%増加する。
増加の理由は、夏には肌を外にさらすことが多く、新しい入れ墨を海辺で見せたくなる人が増えるため。海辺では十人中八人が入れ墨をしているという。
夏に入れ墨をする人は初めての人が多い。入れ墨をした後、十日間は海水浴やプールでの遊泳を、三十日間は日光浴を禁じられることを知らないからで、既に入れ墨をしている人は他の季節を選ぶ。
入れ墨を消すには、痛みを伴い、長期に渡るレーザー手術が必要で、手術費は一回八百レアル、合計で十回に上る場合もある。衝動的に入れ墨をすると後で高くつくことにもなると皮膚科医は注意を促している。