3月14日(金)
[既報関連]昨年十月、パラグアイ下院を通過した「国境保安地帯設置法案」(同国在住日本人たちは、外国人排斥法案だという)は、去る二月二十七日、上院で審議された結果、反対多数で否決された。
否決された同法案は、下院に差し戻され、再度審議される。下院でどういう結果が出るか不透明だが、もし再度可決ということになると、上院で否決するには三分の二以上の議員の反対が必要である。
同法案には「パラグアイと国境を接する国の人(たとえばブラジル人、アルゼンチン人など)以外には、法案は適用されない」という修正案が出ていた。しかし、下院での再審議は、最初に可決された案がそのまま審議にかけられることになっている。(日系ジャーナル)