3月13日(木)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】ちょっとしたアレルギー反応から入院や死亡に至ることも含んだ、医薬品の副作用の報告が、サンパウロ市で〇一年の七百七十六件から〇二年の千五百四十一件へと、この二年間で二倍に増加した。増加傾向は〇三年も続き、一月だけで百一件の報告が衛生監督センターに寄せられている。
副作用を起こした薬の四〇%は、三年前から販売されている新しいもの。研究段階では確認されなかった、他の薬品や病気と新薬との相互作用は、数百万人の人が使い出して初めてわかることなので、発売後、最低五年を経過しない薬は、重大な副作用を引き起こしやすく、注意が必要とされている。また、自然植物を原料とする薬も副作用の危険がある。
副作用が多い医薬品は、Gatifloxacina、 Isotretinoina、 Etoricoxib、 Atorvastatina、 Levofloxacina、Hidroxido de Ferroなど。