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文協評議員シャッパを発表=活発な組織を期待=改革委全員に「やる気」確認=22日の総会で承認へ

3月13日(木)

 文協改革委員会は十二日午後四時半、新評議員のシャッパを発表した。文協ビル事務局内に新評議員百五十人、補欠評議委員五十人の名簿が貼りだされた。新評議員選挙は三月二十二日に開かれる第四十七回定期総会で行われる。

 今回発表された新評議員のシャッパは文協改革委員会がまとめたもので、新評議員百五十人(三十四の日系団体、法人団体含む)、補欠評議員五十人が選ばれた。
 今まで開かれた七回の会合の中で改革委員会のメンバーが各自推薦する名簿を提出した。候補に挙げられた人数は延べ三百二十六人に上った。
 杉尾憲一郎改革委員(現評議員会会長)は、「より活発な評議員会を組織するため」に「女性や若年層も多くシャッパに盛り込んだ」と話す。
 なお以前評議員だったものの評議員会に出席しなかった委員や会費を支払っていない委員は推薦名簿から削除したという。
 杉尾委員は「今までは自分が評議員であることを知らない評議員もいた」という経験も踏まえ、推薦した改革委員たちが「全ての候補者に評議員会への参加意志の有無を確認した」と説明する。
 「評議員が百五十人というのは多すぎるという批判の声も聞かれるが、現在の定款上、変更は不可能」とした上で、「現在の状況の中で一番いい形に評議員会を作っていければ」と話している。
 改革委員会は十一日に会合を開き、シャッパの最終確認や新執行部の副会長の役割についての話し合いを行った。十五日には今までの改革委員会の活動報告書を作成する考えだ。
 シャッパは三月二十二日に開かれる第四十七回定期総会まで文協ビル