3月12日(水)
JICAシニアボランティアの小田幸久さんがこのほど、マリンガ文協サロンで和太鼓の指導をした。十三から十五歳の子どもたちを中心に約三十人が講習を受けた。子どもたちにとって和太鼓の本格的な練習は初めてとあって、みんな真剣なまなざしで太鼓のばちを握っていた。
小田講師は、和太鼓の基本は心、和、礼であると強調した。「打つ人の心が音に表れる。仲間の和を大切にする。礼儀に始まり、礼儀に終わる」のが和太鼓だと話した。二日間の練習でかなり複雑な曲も打てるようになり、マリンガの子どもの上達の早さに小田講師は感心していた。小田講師は毎月一回和太鼓の講習会を開き、これを一年間続ける。