ホーム | 日系社会ニュース | ある丸29次航海の移民を記録=相田さん『航跡』書く

ある丸29次航海の移民を記録=相田さん『航跡』書く

3月7日(金)

 NHKで四十年間、ドキュメンタリー番組のディレクターを担当して来た相田洋さんが、このほど移民をテーマにした『航跡―移住三十一年目の乗船名簿』を一冊にまとめた。
 相田さんは、ちょうど三十五年前、移住船「あるぜんちな丸」の二十九次航海に乗って長編ドキュメンタリー『乗船名簿AR―29』を制作した人。以来、十年毎に移住者のその後を記録し続けてきた。今度「その歳月を本に書いた」(相田さん)。
 『航跡』は、NHK出版から発行され、去る二月二十五日発売、定価二千六百円+税、四六判、五百六十ページ。