2月21日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】銀行が年金生活者向けの個人融資を増やそうとしている。年金生活者は銀行を通して年金を受け取るため、銀行にとっては日々の返済を保証され、低リスクで融資できるため。
融資枠や金利、返済期間は銀行によって違うが、レアル銀行の場合、百五十から二千レアルの間で、年金の二倍を上限として融資し、金利は月五・四%、返済期間は四カ月から十八カ月まで。金利は普通の個人クレジットより一〇%近く低い。また、借り手は口座を持たなくても、RG、CPF、住所と所得の証明書を提出すれば、審査前に、自動支払機を通して融資を受け取ることもできる。
ただ、現在の高金利では、融資を受けない方が無難で、特に買い物は一括払いで行い、そのための貯金をする方が賢明と専門家はアドバイスしている。