ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | サッカー親善試合 伯、中国と引き分ける

サッカー親善試合 伯、中国と引き分ける

2月13日(木)

 エクサ(六度目)への第一歩――。サッカー・ブラジル代表は十二日、中国・広州で同国代表との親善試合に挑んだ。パレイラ監督就任後、最初の国際Aマッチは両チームともに見せ場が少なく〇対〇の引き分けに終わった。
 今年から始まる二〇〇六年W杯予選に、パレイラ監督とザガロ総監督の「二頭体制」で挑むブラジル。
 昨年のW杯一次リーグでは四対〇で圧勝した中国を相手に、白星を飾りたかったカナリア軍団だが、所属クラブでの過密日程に加え、気温六度という寒さが「足かせ」をはめた。
 先発メンバーのうち、九人が昨年のW杯優勝メンバーだったが、中国の守備を崩す場面は少なく、逆に前半四十分には決定的なピンチを迎える始末。動きの鈍いロナウドに代わって出場したアモローゾを前線の起点に後半も中国陣内に攻め入るが、決め手を欠いた。
 セレソンは三月に前監督のフェリペ率いるポルトガル代表とポルトで対戦。ペンタ(五度目)を達成したフェリペと、テトラ(四度目)を勝ち取ったパレイラの優勝監督対決も要注目だ。