2月8日(土)
「塔」サンパウロ支部歌会が、毎月一回、第二火曜日、開かれることになった。
「塔」は、一九五二年四月、高安国世氏により創刊され、八四年、高安氏の急逝により、主宰が永田和宏氏になった。参加年代層が十代から八十代と広く、互いに刺激しあって作歌をしており、毎年、日本の重要な短歌の各賞の受賞者を出し続けている。
サンパウロ支部歌会は、「塔」会員以外の人でも、短歌に興味がある人なら誰でも受け入れる。また現在、日本のほかの結社などに所属している人も、歌会に参加して指導して下さい、と呼びかけている。
世話人の滝友梨香さんによると、歌会に参加しても、本部会員になるわけではない。なりたい人は紹介してくれる。入会はあくまで本人の自由。サンパウロ支部の歌会は、サンパウロでの勉強会であり、投稿された全作品を残らず読み込み、批評しあい、歌の質を高めよう、というのが趣旨。歌会の歌は、永田和宏氏の協力と理解で「塔」の歌会記欄に毎月記載されるという。
第一回目は、二月十一日午後一時~四時、大阪なにわ会館(メトロ、ヴィラ・マリアナ駅下車三分)、詳しい照会は滝さん(電話5686・7589)へ。