2月7日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】ブラジルで最も樹木が多く、「緑の町」として知られるパライーバ州ジョアン・ペッソーア市で、これから三カ月間にわたって、約二千本の樹木が超音波検査を受けることになった(写真)。
同市環境局のこの検査は、樹木が病気でないか、あるいはシロアリ被害がないかを調べ、樹木に治療を施したり、不要な枝を切ったり、場合によっては間引きしたりするのが目的。
ジョジマール・ヴィアーナ同局長は、「検査で樹木の状態が手にとるように分かる。以前は、見た目は丈夫な木が突然倒れるような事故も起きていたが、これからは木が病気でないかを知ることができる」と話す。
ジョアン・ペッソーア市は、都市部の中に大西洋森林地帯の天然樹木が多くある町で、その数はブラジル最多。同市には、面積五百七十八ヘクタールのマッタ・ド・ブラキーニョ公園もあり、自然豊かな場所として有名だ。