2月6日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】このほどアルコールの燃料価格が三〇%値上げされ、ガソリン価格の六〇%以上となったことでロドリゲス農相は四日、農務省ではなく大統領府にアルコール生産関係者を招いて説明を求めた。
ガソリンのアルコール含有量を二五%から二〇%への減量を容認したことで、政府はアルコール価格をガソリンの六〇%以下に保つ協定をし、二月一日から実施するはずであった。
原油庁(ANP)の調査では、アルコールの一月相場がガソリンの六九・二%となり、中央西部地域と南西地域では七〇・五%になっている。政府は、燃油用のアルコール価格の上限をガソリンの六〇%に設定したと考えている。
農相は、アルコール生産者が一月十五日の政府協定を順守していないと不満の意を表した。