2月6日(木)
テレビドラマ「暴れん坊将軍」などへの出演で知られる俳優の佐藤京一さんが三十一日、本社に立ち寄った。今年で来伯は八回目、四年連続となる。
日系女性と結婚した三男の智則さんがサンパウロに住んでおり、「孫の顔を見に来た」という。昨年はカルナバルを視察するという仕事があったが、今回は私用での訪伯。二月八日まで滞在し、帰国した後は十九日から「北島(三郎)さんの舞台の稽古に入る」。 芸能人の間ではハワイやオーストラリアなどの外国での休暇がステータスとして見られるというが、「俺はオーストラリアに行くくらいならブラジルまで来るね」ときっぱり。「日本人が多くて不自由しないし、みんなよくしてくれるから、また来たい」という。
また、ブラジルに来る前、北島さんが「よし、来年は俺もブラジルに行くか」と言っていたのを表情豊かに説明する。
北島さんのショーには、もう三十年以上続けて出演している。「涙あり笑いありチャンバラありの、面白いものになると思います」と自信を見せる。三月、新宿コマ劇場での公演を皮切りに、六月には大阪、その後には博多も回る。