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サンパウロ市で今年初のデング熱

2月1日(土)

 【アゴーラ紙三十一日】サンパウロ市で今年初めて、市内で繁殖した地元産ネッタイシマカ(Aedes aegypti)によるデングウイルス感染が二件記録された。
 同市保健当局によると、地元産デング蚊による感染は昨年十月二十二日から絶えていたという。
 感染が確認されたのは南部ジャバクアラ区。昨年、同区での地元産デング蚊の繁殖は確認されていなかった。以前は、北部の方から地元産デング蚊の報告が届いていたが、南部からは今年が初めて。
 地元産デング蚊によるデングウイルス感染は昨年、五十四件。市外感染数は、一千七百八十一件に上った。
 今年のデング熱罹患(りかん)件数は二十一件で、うち十九件は市外で感染したもの。市外感染は、南部六区、東部五区、西部三区、北部一区、中心部一区で記録された。