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下議35人が党籍変更=次回選挙にらみ与党へ

1月30日(木)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】省庁の局長、次長級の任命が、二月一日に公式決定されるため、下議二十人がこれらのポストを目指して以前の所属党へ離党届けを提出した。さらに下議十五人も、連立与党へくら替えをすることで交渉中の様子だ。
 また二〇〇六年の選挙TV宣伝時間が前回当選時の党員数ではなく、二月一日時点の党員数で計算されるので、議員らはポスト任命と次回選挙のTV時間に関心を寄せている。
 党籍変更に関する党則はいずれの党も不徹底。どの議員も所属党の思惑を無視して勝手に振る舞っている。党変更は思想的な背景は一切なく、単なる需給の法則で決まるようだ。
 党の骨組みが強健でプラス・アルファのある党が最も魅力的。食指が動くのは、政権をとったことで先ずPT、続いてPV、PTB、PL、PSB、PPSの順となっている。