1月29日(水)
【アゴーラ紙二十八日】二十七日、サンパウロ州とミナス・ジェライス州でバス事故が二件発生し、計十一人が死亡した。
ミナス州クラーロ・ダス・ポソンエス市付近で同日午前、観光バスが道路から外れ、高さ百五十メートルの崖に落下した。事故で子供を含む七人が死亡、少なくとも二十人の重傷者を出した。
このバスはJCV観光会社が借りたもので、ベロ・オリゾンテ市に旅行の後、クラーロ・ダス・ポソンエス市に帰るところだった。
バスがコントロールを失った場所は、州道六七九号線の急な下り坂。目撃者によると、バスのブレーキが効かなくなり、カーブを曲がりきれなかったという。
サンパウロ州カンピーナス市中心地では同日午前、エスプレッソ・イタマラチー・バス会社のバスが乗用車を巻き込む事故が発生し、四人が死亡した。
バスはターミナルに停車しなければならなかったが、コントロールを失ってサヴェイロ車の後部に突入。さらにコルセル車とエスコート車を踏み潰してイタプーラ橋に宙吊りとなった。コルセル車とエスコート車に乗っていた計四人が死亡した。