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少年院職員を大量解雇=フ・ロッシャの暴動を手助け

1月18日(土)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】サンパウロ州未成年者支援財団(Febem、日本で言う少年院と少年刑務所が合体した施設)は十六日、フランコ・ダ・ロッシャ市Febemの職員三十四人を、暴動の手助けをしている疑いで解雇処分にした。同市Febemでは、十四、十五日にかけて暴動が発生していた。
 九日にサンパウロ州Febem新総裁に就任したセルジオ・O・コスタ総裁は就任後、少年たちの暴動をすでに四回経験しており、不正な職員らに対して厳しい措置を取った。
 十五日に同市Febemを訪れ、偶然暴動を目の当たりにしたマリーナ・L・オノッフレ保護委員は、「少年たちは、職員らが門の鍵を開き、ベッドマットを焼くためのライターまで提供すると証言している」と言明した。
 検察局側は、前回の職員処分の際、職員らが第三十Febemから第三十一Febemに移されただけだったとし、今回の解雇措置も疑いの目で見ている。