海浜観光地グアルジャー=再び人気を取り戻す
1月17日(金)
【ヴェージャ・サンパウロ誌】一九七〇年代、サンパウロ州グアルジャー市は、州内で最もシックな海岸地方として知られ、高級住宅が立ち並び、バカンスを過ごす人々が次々と訪れた。だが過去二十年間、北部海岸の開発が進み、ビルだらけのグアルジャー市は大きな打撃を受けた。さらに九六年と九七年は、潜水艦の故障で海岸が汚染された。「大西洋の真珠」と呼ばれたグアルジャー市は、それには程遠い状態に甘んじていた。
だが現在は違う。同市の二十二カ所の海岸すべてが、海水状態は良好。サンパウロ州環境浄化技術公社(Cetesb)のリネウ・J・バッソイ氏は、「(北部海岸)サンセバスチオン市と同等の海水状態に達した」と保証している。
また同市の中央海岸ピタンゲイラスでは、歩道や自転車道が整備されている。以前のような、ポルトガル歩道石が穴だらけになった道や、腐った木製道路はすべて取り替えられた。ピタンゲイラス海岸以外の整備カ所を足すと、美しい歩道は延べ距離六・五キロに至る。
グアルジャー市によると、過去十年に約一千万レアルを改修工事に費やしたという。民間資本として、TVグローボやカーザ・グランデ・ホテルなどが、市に協力した。
グアルジャー市は島で、サントス市とは運河で分けられている。現在同市の人口は二十七万五千人。十年前より四〇%も増加した。ほとんどが貧民街に住んでいる。七〇年代の高級住宅建築ブームに惹かれて、北東伯から流れてきた人々だ。海岸は、〃定員オーバー〃状態となり、投資家に見切られ、裕福な観光客はみな北部海岸に目的地を変更した。
「非常に苦しい時期もあったが、観光客を取り戻すことができた」と、マウリシー・マリアーノ同市長は語る。「二〇〇四年までには、空軍基地を空港に改造するつもり」。市は、市立警備員三百五十人を各地に設置し、治安対策に努めた。海岸の救助員も増やし、現在百六十人いる。取り締りも厳しくなり、観光客たちが、同市に宿泊場所があると証明しなければ、観光バスは入れなくなった。
サンパウロ市から八十八キロのグアルジャー市は、イミグランテス街道の新車道開通に当たり、さらに多くの観光客を迎えるだろう。予測では、百万人がグアルジャー市で休日、休暇を過ごすという。昨年は七十万人だった。クリスマスと新年には、海岸一面にパラソルが開き、盛大な花火の打ち上げも行われた。カーニバルまで観光客が絶えないとみられている。グアルジャー市は、再び「大西洋の真珠」と呼ばれるよう、努力している。