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日語教師合同研修始まる=2部制、センターに83人

1月15日(水)

 日本語普及センター(谷広海理事長)主催の全伯日本語教師合同研修会が十三日、始まった。開講式が同日午前九時から、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の同センターで開かれ、谷理事長らが受講者八十三人を激励した。
 国際協力事業団(JICA)の後援。国際交流基金も講師を派遣している。式には、小松雹玄JICAサンパウロ支所長、阿部尚久基金日本語センター主幹が顔を見せた。
 谷理事長は、「コンピュータ化を進めて就職を支援するとともに、出稼ぎを対象にした訪日前の日本語研修を今年中に立ちあげたい。夢は実現する」と、普及センターの改革を初夢にたとえた。
 小松支所長、阿部主幹も受講者に檄を飛ばしていた。
 研修会は学習者が十一歳以上の部、十歳以下の部の二部制で十八日まで。期間中、パネルディスカッション、各種講義、ワークショップが行われる。