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修養団から青木講師=精力的に講習会へ

1月10日(金)

「愛と汗」をモットーにして社会教育活動を行っている財団法人「修養団」の青木富造・青年部部長が一月五日、来伯した。青木さんは修養団の「指導者のブラジル派遣」事業を通して既に三回のブラジル滞在を経験しており、七歳から十六歳までの男女を対象にした二泊三日の講習会で、指導を行う。
 この講習会は集団生活による心の教育を目的とし、一か所の会場に八十から百人が集まる。青木さんは二月十三日までの滞在期間中、スザノ、モジ、アプカラナ、アサイ、マリンガ、ロンドリーナの六か所で指導をする。
 その講習会の合間を縫い、成人を対象として講演会を行う。日本で集めた寄付金も持参しており、幾つかの日系団体に受け渡すことになっている。
フィリピン、香港、ビルマ、インド、スリランカ、シンガポール、ドイツ、ソウルなど、公用だけを挙げても訪れた国は枚挙に暇がない。豊富な経験を生かし、今回も精力的な活動を展開する。