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ヤクルトおばさん激励=販売店大会、7千5百人参加

1月9日(木)

 ヤクルト商工(貞方賢彦社長)は昨年十二月二十一日、イビラプエラ体育館でヤクルト販売店大会を開いた。大サンパウロ圏を中心に、リオデジャネイロ市、クリチーバ市など全伯から社員と販売員合わせて七千五百人が参加した。ヤクルトおばさんを対象に抽選会が行われ、自家用車三十台と家三軒が当選者に贈られた。
 この抽選会はヤクルトおばさんを激励するために実施されているもの。車、家の購入費に合わせて、総額六十万レアルをかけた。
 同社としては毎年、継続して販売店大会を開いていきたいところだが、会場の確保が困難なことから、来年は見合わせる。
 日本でインターナショナル大会が開かれる奇数年を避け、偶数年に実施していく。今年十月のインターナショナル大会にはブラジルから三十人を送り出す。
 ヤクルトの売上は九七年に、三百万本だったが、昨年は約半数に落ち込んだ。貞方社長は七日の記者会見で、「今年は昨年比三%のアップを目指したい」と述べ、経営の建て直しを図る考え。