ホンダの風力発電事業会社「ホンダ・エナジー・ド・ブラジル」(南大河州シャングリラ市)が26日、風力発電拠点の稼働を開始した(同社プレスリリースより)。46億円を投資して設置した風力タービン9機で、当地における同社の四輪車生産活動に必要な約9万5000kWhに匹敵する発電が可能。ブラジルにおける自動車会社の風力発電利用は同社が初。ただし、発電されたものは地元の電力会社に配電され、間接的にサンパウロ州の工場で利用した分を補填する形になるとか。環境に配慮するホンダらしい先進的な取り組みだが、一般の消費者がどれだけ理解してくれるかが問題?
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米国の「ニッケイ・ベースボール・リサーチ・プロジェクト」という団体が、米野球界の伝説的選手ベーブ・ルースらと、日系人で構成する「フレズノ日系二世野球チーム」の試合映像を、動画投稿サイト「YouTube」(youtu.be/OcnR4Nn_cEY)で公開した。1927年のものでベーブ・ルースが打席に立つ場面や、日系人選手と記念撮影するシーンが映っている。おりしも今年フジテレビ開局55周年記念作品として、カナダに実在した二世チームを描いた映画『バンクーバーの朝日』(石井裕也監督)が製作された。そのうちブラジルの日系野球にも陽が当たる?
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サンパウロ市の地下鉄コンソラソン駅(緑線)に4月にオープンした公式メトログッズ専門店が好評につき、サンタナ(青線)、ブリガデイロ(緑線)、レプブリカ(赤線)、ブラス(同)の4駅にも同専門店が開店した。ヴェージャ誌によれば、1号店は徐々にスペースを拡大し、今では地図やTシャツ、リュック、帽子、キーホルダー、ペンなど3千種のグッズを販売中。地方在住の友人や日本への土産にも良さそう。