初期の日本移民を描いた映画「ガイジン」を代表作に持つ山崎千津薫監督が、今年で101歳を迎えた巨匠・大竹富江さんのドキュメンタリー映画(35分)を制作した。15日の午後8時から「音と映像の博物館」(MIS, Av. Europa, 158, Jardim Europa)で完成記念会を開く。入場無料。
2008年の日本移民百周年の時に生まれた構想。ありがちな作品解説物ではなく、本人の私的な語りをベースした、大竹さんの人物像に迫る作品だ。評論家のエルケンホッフ・パウロ、アグナウド・ファリアスらも主要な芸術作品への解説を加える。