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ニッケイ法律相談=その50=回答者 古賀アデマール弁護士

回答者 古賀アデマール弁護士

回答者 古賀アデマール弁護士

 質問=あるアパートに契約書を交わさずに、3年の期間という口約束ですんでいます。2年経って大家さんに別の人に貸すから出て欲しいと言われました。本当に出ていかなくてはならないでしょうか
 回答=契約書が無く、口約束の賃貸契約だったとしても住人は原則的に5年間は住み続けることができます。つまりあなたの場合はあと3年の権利があります。法律上はそのまま住み続けることもできますし、退去する事を交換条件に示談にすればよろしいかと思います。例えば、転居にかかる諸費用を大家さんに請求することも可能です。
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 質問=リオから車でサンパウロに帰る途中に玉突き事故に遭いました。自分の車に衝突した車の持ち主に賠償金を請求したら「後ろの車が悪い、自分も被害者だから払わない」と言われました。どうしたらよいですか?
 回答=法律上では自分の車に衝突した車から支払いを受けることになります。AさんがBさんに衝突、BさんがCさんに衝突した場合、BさんはAさんから賠償金を受け取り、Cさんに賠償金を払うことになります。
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 質問=ある会社に勤めていて、上司から自分を辞めさせる目的で圧力をかけられ、それに耐えかねて退職してしまいました。その会社から損害賠償をとりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
 回答=辞めた時に全て権利として認められているお金を受け取っていましたか?受け取っていたとしても、圧力を受けた損害の分の金額をやめた日から2年の期限で請求できます。ただし、圧力を受けていた証拠が必要になります

質問の送り先はEメール(ademarkoga@gmail.com)、FAX(11・3208・0733)、手紙(「ニッケイ法律相談」係、Rua Galvao Bueno, 470, 1o. andar, Liberdade, Sao Paulo, SP CEP 01506-000)まで。質問は日本語でもポ語でも可、ただしメールの場合はポ語のみ。質問内容をできるだけ明確にしてお寄せください。