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メインステージ前で披露されたヨサコイソーラン
メインステージ前で披露されたヨサコイソーラン

ACAL=東洋祭り、今年も盛況=11万人が日本文化親しむ

 今年で46回目を迎えたリベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)主催の『東洋祭り』が、6、7の両日にリベルダーデ広場を中心に開催され、約11万人(主催者発表)が年末の風物詩を楽しんだ。
 初日昼から行われた開会式には、在聖総領事館の佐野浩明首席領事、本橋幹久県連会長、菊地義治援協会長、池田リュウゾウ少将らが招かれた。
 大阪橋の大鳥居前で成功祈願の神事とテープカットが行われた後、広場に設けられた特設ステージ前に移動。丹下セツ子太鼓道場による和太鼓の演奏やレプレーザ連の阿波踊りが披露され、観衆で一杯となった会場を盛り上げた。
 挨拶に立った池崎会長は、「今年は沢山のご愛顧を頂きまして重ねてお礼申し上げます」と感謝を述べ、31日に行われる毎年恒例の餅つき大会への来場を呼びかけた。
 ステージでは、リズム体操やコロニア歌手による演歌など数々のショーが終日披露され、大きな拍手が贈られていた。
 大阪橋から広場にかけては、お守りや浴衣、アニメグッズ、日本食などを販売する約30のバンカが出店され、来場者が飲みものや軽食片手に通りを歩く、夏祭りらしい光景が見られた。
 友人の勧めでゴイアス州から初めて参加したチウリ・バルボーザさん(31)は、「開会式での太鼓演奏がとても格好よかった。刺身や焼きそばも美味しくて、来てよかった」と満足した様子だった。