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19日は空港が一番混む?=27%増の70万人が利用か

 民間航空局(SAC)が17日、19日の空港は今年最も混み、通常の27%増しの70万人が空の便を利用するとの見通しを発表した。
 通常なら1日55万人が利用する空港に70万人が押しかけると考えられている理由は、クリスマス(ナタール)前最後の金曜日だからだ。同様に、26日の金曜日と1月の1、2日も通常以上の利用者が押しかけると見られている。
 とはいえ、これらの日が1年で最も混むというのはあくまでも全国レベルで考えた場合だ。今年は6、7月にサッカーのワールドカップが開催されたため、空港毎に見た場合は、この時期に今年の最高値を記録した空港がある可能性がある。
 SACのネルソン・ネグレイロス氏は、「(リオの)ガレオン空港の場合、ワールドカップ決勝が行われた7月14日が利用者のピークだった」と例を挙げる。
 SACでは、12月の空の便の利用者は昨年同月比で7%増となると見ている。今年に入ってからの累計では既に昨年比6・8%増えている。
 年末年始の休暇の時期は空港利用者が増えるため、全国航空機関委員会(Conaero)は15日から特別なオペレーションを始めるよう指示。様々な部署の人員が20%増員され、民間航空監督庁(Anac)も監視を強めている。
 SACによれば、各航空会社もピーク時にはチェックインカウンターの人員を増やすなどの対応を行う事や、オーバーブッキング(飛行機の収容人数以上の予約を入れる事)は行わない、予備の機を待機させるといった対策を採る事を約束しているという。(17日付G1サイトより)