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 日本会議主催で初めて当地で講演を行ったアパグループの元谷外志雄代表。質疑応答の場でブラジルへの進出の可能性を尋ねられ、「2015年から5年間で世界10カ所に進出する計画がある。日系社会の大きさを知った今、ブラジル進出の可能性も出てきた」と進出の意向をほのめかした。同会からの名誉顧問就任要請にも快く応じるなど、ブラジルに好印象を抱いた様子で、リオ五輪のある2016年に再訪を誓っていた。
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 兵庫県神戸市でのエステ研修を終えた弓場幸江さん(26、三世)。弓場農場育ちとあって日本語は堪能だが、「敬語を使うことが不慣れで…」と頭をポリポリ。また「話せる人だと思われて難しい単語を使われちゃう」と言葉の壁を感じたようだが、コラム子からすれば十分すぎるほどの日本語力。今回の訪日で更に能力が向上したとか。日本文化を温存する弓場ファミリーだけに、日語継承者としても頼もしい存在でいてほしい。
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 国際交流基金サンパウロ文化センター内の図書館(Av. Paulista, 37, 2o. andar)が、今月23日~1月19日まで閉館する。期間中の貸し出し冊数は、通常通り書籍4冊(漫画含む)、雑誌2冊、オーディオビジュアル3本(ビデオ、CDなど)。年末年始に普段の喧騒から逃れ、読書で心の洗濯するのもよさそう。