伯日議員連盟(安部順二会長)は17日にサンパウロ市リベルターデ区の東洋文化会館で、ブラジルの社会発展に貢献したとして、小川彰夫(72、二世)、宮原ジョルジ(65、同)両氏に連邦政府による記念プラッカを贈呈した。約70人が出席し、二人の受賞を祝福した。
安部会長は「2人の社会貢献は素晴らしく、個人主義化の進むブラジルにおいて貴重な存在。皆も彼らを手本としてほしい」と賞賛した。
元サンパウロ市文協会長の小川さんは、現在CONSEG(リベルダーデ地区治安協議会)会長やUCES(聖南西文化体育連盟)広報担当として、日系社会の活性化に尽力する。情報発信にも積極的で、インターネットサイト「日系WEB」「日系ペディア」の運営も行っている。
小川さんは「とても光栄で嬉しい。今後はブラジルの教育問題に日本文化を役立てるような活動をしたい」と意気込みを語った。
宮原さんは、安部会長や羽藤ジョージサンパウロ州議の補佐官を長年務め、熊本県人会では副会長も担う。
同氏への表彰は本人に内緒で企画されたため、「突然のことで驚いたとしか言えないよ」と喜び、「表彰されたことで社会への責任が増した。今後も各活動を通じて社会に貢献していきたい」と述べた。
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