23日に52ミリの降雨を記録したカンタレイラ水系が、24日朝、前日の6・7%から7・0%の水位の上昇を記録した。これは実に8カ月ぶりの水位上昇で、さらに25日には7・2%、26日にも7・4%と、3日続けて水位が上がった。また、アウト・チエテも、23日の10・5%が26日には11・9%、同じくグアラピランガも36・6%から39・9%まで上昇した。月間降水量も、カンタレイラで13年3月以来1年9カ月ぶりの2カ月連続での100ミリ以上(26日現在143ミリ)を記録したほか、3水系で200ミリを超えている。とにかく3月までこの状態が続くのを望みたい。
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24日、サンパウロ市東部サンマテウスで、ある夫婦の乗った車が前後のバス2台にはさまれてつぶされたが、命に別状はなかった。午後4時30分頃、夫婦の車はマテオ・ベイ通りで後ろのバスに追突され、その勢いで前のバスに激突。そのときの衝撃が余りにも強かったため、車は前のバスの下に完全に潜り込んでしまった。消防車9台が駆けつけて車体を切断するなどの作業の結果、夫婦共、負傷はしたものの無事に救出された。夫婦は別々の病院で観察下にあり、海岸でのクリスマスは逃したが、神には感謝か。
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年末のサンパウロ市は、大晦日恒例の「レヴェイロン」はじめ、市内のイベントも多い。海岸部で新年を過ごす人も多いことだろうが、年末は雨も降りやすくなるとの予報が出ているので、くれぐれも足元には気をつけたいところだ。最近は犯罪の数も増加傾向にあるので、気を緩めすぎないよう。
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