昨年の文協忘年会で意外な光景を目の当たりにした。お堅いイメージの役員らだが、カラオケが始まるとそんな陰も見せず。マイクを持って酔いしれる姿は、古き良き日本を思い出させた。
原田清評議員会長の五木ひろし、呉屋春美副会長の小林幸子などが印象的で、「歌わないんですか?」「もう曲を入れたわよ」といった関係者のやりとりも非常に微笑ましかった。
ゲストに歌手の中平まり子さんが登場し、「世界に日本ありと示せるよう、コロニアからイメージアップを」といったエールも加え、創立60周年を迎える文協に期待をかけた。
4月から新体制が始まる。忘年会のような和気藹々とした雰囲気が生まれれば、組織体質も変わるかもしれない。カラオケ好き役員には取材時、饒舌になるようマイクでも持たせてみようか。(祐)