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蓮沼、志村、桜井さん(左から)
蓮沼、志村、桜井さん(左から)

修養団・志村講師が来伯=児童向け講習会、16日から

 社会教育団体「ブラジル修養団連合会」(桜井仁会長)が日本から講師を迎えて行う講習会が9日、モジ・ダス・クルーゼス市を皮切りに始まった。同連合会の桜井会長、蓮沼芙美雄総務、今回で2回目の来伯となる講師の志村和也さん(33、山梨)が講習会の案内のため来社した。
 7~16歳の児童を対象とする二泊三日の講習会がサンパウロ州モジ、スザノ、パラナ州アサイ、マウア・ダ・セーラ、ロンドリーナ、マリンガ市で実施される。各会場約100人が参加。三日間の共同生活を通じて他人への思いやりや感謝の心を育む。
 ろうそくを見つめて自らの内面に向かい合う「キャンドル・サービス」や創作劇などが行われ、14歳から20歳を対象とするリーダー養成講習会もロンドリーナで行われる。
 講師の志村さんは講師活動のほか、東日本大震災における被災地復興活動やフィリピンの貧困児童支援活動などを行ってきた。また、前回の来伯は、修養団に属する以前の世界一周の途次であったため「今回は日本人、日系人の方々が育ててきた文化をしっかり学びたい。そして修養団の『愛と汗』の精神を広めたいです」と意気込みを語った。
 16日からスザノで行われる児童向け講習会のみ参加者を募集している。参加費55レアル、通訳付き。申し込み、問い合わせはブラジル修養団(11・4746・3795)まで。