26日夜、匿名の告発を受けた警察がイピランガ区の倉庫を捜索し、42インチの液晶TV500個や車の部品が詰まったコンテナ二つと共に、2台の巨大な戦車を発見したと28日付伯字紙が報じた。
警察の到着を知って逃走しようとした男が捕まったが、男はお金を払って格納庫に寝泊りしていただけだと語った。
発見された戦車の1台は北米で生産され、1960年代にブラジルに譲られたM41軽戦車で、推定重量は23トンとされている。同型戦車はブラジル陸軍で2000年まで使われていた。
「この瞬間よりブラジル陸軍のものではない」と記された紙が見つかったが、保安上の理由で購入者名は伏されている。
もう一台は1990年代に倒産したEngesa社製のもので、部分的に分解されている。
倉庫オーナーの息子達は名前の公表を拒み、戦車は父がオークションで買ったと警察に語った。