米国のフロリダ州オーランドは、ディズニーなどのテーマパークもあり、外国人観光客が多い事で知られるが、2013年に同州を訪れた外国人観光客はブラジル人が最も多かった。
13年にフロリダを訪れたブラジル人は76万8千人で、従来は最も多かった英国人の75万9千人を上回った。
ブラジル人の外国旅行熱はフロリダ州だけに止まらず、ドル安レアル高だった13年当時は、マイアミなどで買い物を楽しむ人も多かった。
ブラジル人が2013年に国外で費やした金は256億ドルに達し、外国旅行での支出額の新記録を更新。国外での出費拡大は経常収支の赤字拡大にも繋がるため、レアル高を背景にしたブラジル人観光客の増加が、米国の金融緩和政策の終焉などによるドル高レアル安によってどのように推移するかが注目されている。(26日付フォトス・プブリコスなど)
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