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啓明学園の卒業生たち
啓明学園の卒業生たち

啓明学園卒業生は連絡を!=「楽しく同窓会やろう」

 学校法人啓明学園(東京都昭島市)の当地在住卒業生が、OB・OGを集めた同窓会の開催を呼びかけている。79年に中学を卒業した坂間カロリーナさん(二世)が交流サイト「Facebook」を通じ、同学年の藤井エミさん(神奈川)と当地で再会したことがきっかけ。
 中学時代に坂間さんと同じ寮で過ごしていた藤井さんは、夫の当地駐在によりミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテに居住している。また93年高校卒の大内アンジェラさん(二世)、94年同の大城ミカさん(同)とも、日系企業に勤務している縁で、商議所の行事を通じ知り合ったという。
 大内、大城さん曰く「私達の年代では一学年100人ほどの内、10人くらい日系ブラジル人が通学していた」と言う。デカセギの増加も影響してか、「同世代の帰伯組がまだいるのでは」とみている。
 国際色の豊かさが特徴で、1940年の創立当初から数多くの帰国生・外国籍生徒を受け入れてきた。日本語に自信の無い帰国子女向けに「国際学級」と呼ばれるクラスを設け、英語を駆使しながら日本語を養う授業もあるという。
 卒業生の4人は、「啓明学園の関係者は世界中で活躍している。現在ブラジルで生活している方はぜひ連絡を。同窓生同士集まり、学生時代の思い出を語りましょう」と呼びかけた。
 連絡は坂間さん(11・99591・0825、carolsak@uol.co.br)まで。