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14年の国道の事故減る=件数では前年比9・6%も

 国道警察が9日、14年の国道での事故は前年比9・6%減の16万8593件、死者は同2・3%減の8227人だったと発表したと同日付G1サイトが報じた。
 国道を走る車の数は13年の8160万台より増え、8670万台が国道を利用。03年からの統計では国道を利用する車の数は136%増えたが、14年は事故件数が前年比9・6%、死者の数も同2・3%減った。
 事故原因は注意不足32%、速度違反20%、危険な追い越し12%など、人的ミスが多い。死者が多いのは正面衝突や道路を横断中に撥ねられたケースだ。死者の57%は運転手で同乗者は28%。歩行者も25%いた。死者の年齢は25~38歳が最も多い。
 事故多発日は金曜で、土、日の事故も多い。事故車の種類は乗用車、トラクター、トラック、バイクの順で、死者が出た事故の73%は直線コースで起きているという。