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パラナで雨の被害広がる=7市で1400人が避難

 パラナ州で13日から大雨が続き、1441人が被災したと15日付G1サイトが報じている。州防災局によると、15日午後5時現在の被災者は7市1441人となった。同日朝の時点では911人だった。被害の多くは浸水で、19の家屋が損壊、33人が避難所に身を寄せている。
 被害が大きい海岸部のグアラトゥーバ市では530人が被災。州北部のアプカラナ、海岸部のマチーニョス、モレッテス、パラナグア、クリチーバ都市圏のサンジョゼ・ドス・ピニャイス、州中央部のチバジでも被災者が出た。
 同州気象学システムは15日、セーラ・ド・マール(海岸山脈)では24時間以内に2月の平均降水量の半分に値する150ミリの雨が降っており、地すべりの危険性があると警報を発した。
 州中央部プルデントポリス市郊外では14日午後、バイクで移動中のライダー8人が増水した川に挟まれ立ち往生する事件も起きた。一行は孤立状態で一晩過ごしたが、消防隊によって翌日救助された。怪我人は無く、バイクも回収された。