「明治大学ブラジル紫紺会(長谷川靖会長)」の発足祝賀会が20日夜、ニッケイパラセホテルにて行われた。会員12人が集まり、紫紺の法被を身に纏い、新たな門出を祝った。
昨年11月7日にサンパウロ市内で総会を行い、「明治大学ブラジル紫紺会」として発足。その後、明治大学交友会より正式に認められ、1月には校友会旗の贈呈式が日本で行われた。贈呈式には、村山富市元首相(現同校友会名誉会長)も出席し、祝辞を述べた。
幹事の小林亮太さんは「この日のために特注で本染め紫紺の法被を準備した」と満足気に法被をお披露目し、OBではないが同校の客員教授としても教鞭を振るう二宮正人さん(66)は、「先4年間、70歳までは明大にお世話になります」と笑顔で挨拶した。
長谷川会長は「明大のご縁に感謝。今後明大が繋ぎ役になって、在伯各大学校友会間の交流の裾野が広がっていけば」と話し、平野司事務局長は「これを機に更に会員が増えてくれれば」と期待を込めた。
最後に明大節と校歌が会員らにより盛大に歌われ、盛況のうちに閉会した。
明治大学ブラジル紫紺会への問い合わせは事務局長の平野司さん(tsukasa.hirano@gmail.com)まで。
【大耳小耳コラム】
「学生注目!…エッサー エッサー、コリャコリャ、この俺は…法政来い! 立教来い! 東大なんざ屁の河童! 早稲田慶應束になってかかって来い!」。紫紺会の発足祝賀会で披露された「明大節」の一節だ。独特の節廻しとバンカラな詩が調子よく、母校ならずともついつい手拍子で乗ってしまった。飲みの場や、祝い事の際は必ずや歌われるという「明大節」。これを見て「ブラジル紫紺会」を知った明大OBの方は、懐かし明大節を歌いに定例会に顔を出してみては?