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在日ブラジル人被災支援へ=行政書士会が領事館と協定

 【共同】静岡県行政書士会は6日、地震など大規模災害が発生した際に在日ブラジル人の被災者支援に当たるため、浜松市にあるブラジル総領事館と協定を結ぶと発表した。11日に領事館で協定書を締結する。
 行政書士会によると、在日領事館と災害時協定を結ぶのは全国でも珍しい取り組み。浜松市には3月1日現在、約8700人のブラジル人が暮らしており、自動車関連工場などで働いている。
 災害時に総領事館内に無料相談所を開設。被災証明や災害見舞金の交付申請の手続き、在留カードを紛失した場合の相談などに当たる。
 また情報不足による混乱を避けるため、総領事館と協力しながら在日ブラジル人向けの情報発信体制を整えていくという。