鉱山動力省が6日、赤旗導入で1月の電気代の収入は4億4500万レの増収となったと発表したと7日付エスタード紙が報じた。
1月から導入された旗の色は火力発電所の稼働率によって変わり、赤旗の場合は100キロワット/時当たり3レアルの追加料金が徴収された。 赤旗の場合の追加料金は3月から、100キロワット/時当たり5・50レに増額される、
同システムによる増収分は、火力発電を多用した事による経費増を補うために使われるが、工業界では、赤旗以外にも、政府からの補助削減に伴う特別調整により、電気料金が平均で23・4%値上がりして生産コストが更に増えた。
これにより、ブラジルの工業界向けの電気代はメガワット/時当たり498・30レとなり、インド、イタリアに次ぐ世界3位の高額になった。国際的な競争力が更に殺がれる事になりそうだ。