岩手県人会(千田曠暁会長)が先月、会報『ふるさとだより第2号』を発行した。地元紙「岩手日報」の協力で県内向け記事を転載・配信している。本場・盛岡でのわんこそば選手権では、15分間で344杯という記録が。当地では例年、勝者は3分90杯ほどなので勝機はありそう。いつか日伯優勝者対決を見てみたいものだ。他には「2014年岩手10大ニュース」「被災した亡き友と成人式」「米国人、酒蔵・南部美人で修行」など。なお、本日11日午前10時から東日本大震災の追悼支援集会が宮城県人会(Rua Fa-gundes, 152, Liberda-de)で開催される。東北出身者ならずとも、ぜひ参加を。
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亜国の独裁政権時代に行方不明になった16人の日系人と、その家族の記憶を辿った作品『16 NIKKEIS SILENCIO ROTO』(パブロ・モヤノ監督)が完成し、ブエノス・アイレスで12日に公開される。「らぷらた報知」10日付けは《多くの沖縄系移民に触れ、行方不明になった人々を題材に取り上げ、彼らの長い間の沈黙、そして家族と仲間との団結による戦いまでを追っている。日本人は勤勉で礼儀正しく、規律に反するようなことはないと言う文化的なプレッシャーに立ち向かう姿が描かれている》と説明している。ぜひブラジル版も早くできてほしいもの。